特定非営利活動法人ツバルオーバービュー

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先月ドイツのボンで開催されたCOP23は南太平洋のフィジー諸島共和国がホスト国となっていたので、島国の主張を訴えやすいのでは!?という目論見のもとに、当団体もブースを用意してツバルの現状をお伝えするとともに、代表の遠藤が長年かけて練り上げてきた、ツバル国における海面上昇に対する適応策の発表を行いました。

今回の会場は議事進行を行うBULA ZONEと展示やイベントを行うBONN ZONEに分かれていました。当団体は専ら後者の会場で活動を行いました。BONN ZONEにはフィジーのパビリオンや、大きな話題を提供したWWFのパビリオンもあります。

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ホスト国フィジー諸島共和国のパビリオン

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マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長が率いる、米国の州やNPO、企業などの連合体「WE ARE STILL IN(我々はまだパリ協定の中にいる)」は「アメリカ気候行動センター」を設置して取り組みの報告などを行っていたのが印象的でした。(写真撮影:川坂京子)

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ツバルオーバービューは、ツバル政府、FSM政府、SPREPの4団体共催でサイドイベントを開催しました。大変好評で入場規制もされてしまうほどの混雑ぶりでした。そこで、当団体の遠藤が長年温めてきた「Funafala eco island project」をツバル政府+フナフチのアイランドチーフの同席のもとで発表しました。

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写真右がアイランドチーフのシリンガ・コフェ氏。遠藤は相変わらず下手くそな英語でしたが、誠意を込めてプロジェクトの紹介をさせていただきました。

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サイドイベントを終えてリラックスした中での一枚。左からMr. Andrew Yatilman (FSM)、 Mr. Kosi Latu (SPREP)、 Hon. Enele Sosene Sopoaga, Prime Minister of Tuvalu、 Mr. Siliga Kofe, Island Chief, Funafuti Atoll, Tuvalu、そして右端が代表の遠藤です。(写真提供:SPREP)

今回の紹介したプロジェクトアイデアは、首都のフナフチ環礁の南端の小さなラグーンで堆積傾向にある砂の動きを、人工的に加速させることで、海抜5〜10m程度の島を作り出すプロジェクトです。数年前であれば、環境破壊だ!と否定されてしまっていた(日本政府調査団にも一笑されたアイデアです)ものですが、島嶼国における被害や損害、そしてその未来展望が、パリ協定以降、広く理解が進んでいて、否定的な見解はまったく出てきませんでした。SPREPのMr. Kosi にも「革新的で有効的なアイデアである」と高く評価を受けて、このアイデアは現実味を帯びたプロジェクトへと変化していく兆しが見えました。

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朝日新聞でも夕刊で好意的に紹介していただきました。残る問題は予算です。200〜400億円かかる見積に対して、どのように予算を獲得していくか?大きな課題です。予算獲得に対してアイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたらお声掛けください。

プレゼンテーションのインフォグラフィックスによるムービーを近日中に公開します。

プロジェクトアイデアシートもご参照ください。