特定非営利活動法人ツバルオーバービュー

現地事務所通信

ニュージーランドAidから大型海水淡水化装置が支援されました

2011年10月10日(月)、大型の海水淡水化装置を乗せたニュージーランド空軍の軍用機が首都フナフチの空港に降り立ちました。この海水淡水化装置は、今回のツバルの異常な水不足に対応するためニュージーランドAidから支援されたもので、一日に約40t~50tの水製造能力があります。この装置が順調に動けば、フナフチに住む人々は今の配給システムで得られる水以外に、この装置で製造する水だけで一人あたり約10l使える計算になります。

しかし、前回赤十字を通して支援され、ヌクラエラエ島にも送られたニュージーランドの海水淡水化装置と同様、約1ヶ月という期限付きの支援(この支援には淡水化装置稼働のための燃料費も含まれています、)のため、この水不足が長引けば、また新たな支援を必要とする可能性もあり、一時的な対応策でしかないことも事実です。今回の水不足の長期化、また将来的にこのような水不足が再び起こる可能性も十分に考えられ、導入型の海水淡水化装置やそれらで作られた水を運ぶ給水車などの支援が望まれています。

[追記]

その後、造水機は稼働しましたが、給水車の貸与が無かったため、あまり役に立たずに支援期間の一月を終えたようです。11月になって待望の雨が降り状況は落ち着いてきているようです。