特定非営利活動法人ツバルオーバービュー

現地事務所通信

2011年10月13日(火)、日本政府はツバルの深刻な水不足に対する緊急処置として、1999年に日本政府が提供した海水淡水化装置の安定的な稼働と水の供給のため、約800万円(100,000US$)相当の部品提供を決めました。

またこの緊急支援に合わせて、2009年のPALM5を基に日本政府によって設立されたPacific Environment Community (PEC) Fundが、3機の海水淡水化装置をツバルに追加導入することを認め、そのうちの1機は太陽電池パネルで稼働し、一日に100立米の水を淡水化処理することが可能です。化石燃料に頼らずにツバルの水不足に寄与するとしています。

しかし、淡水化装置は100kw/h 以上の電力消費の激しいプラントです。3機中2機は従来型の電力稼働のものと想定できるので、その電力と発電のためのディーゼル燃料の確保が問題となりそうです。又、ユニットを稼働させるだけの太陽電池パネルの面積や設置場所などを考えると、800万円ほどの予算でどの程度有効性のある支援ができるのか興味深い点もあるので、引き続き、新着があれば報告していきます。

[追記]

11月になって待望の雨が降り状況は落ち着いてきているようです。