特定非営利活動法人ツバルオーバービュー

現地事務所通信

9月23日(木)午前12時頃、北部3島(ナヌメア、ナヌマンンガ、ニウタオ)の選出者を乗せた連絡船がフナフチに到着しました。
また、南部のヌクラエラエの選出者をピックアップするためにツバルに駐屯しているオーストラリア海軍の警備船が南部2島(ヌクラエラエ、ニウラキタ)に臨時便を出しており、同日14時頃にフナフチに到着しました。
23日(木)の晩、ナヌマンガで当選した新人のモニセ・ラアファイ氏も、フナフチにある自宅で親戚家族、支援者を招いて祝勝パーティを開きました。
食事会のみの小規模な会でしたが、食事の後にそれぞれがモニセ氏の健闘を讃えるスピーチを行い、家族の深い絆が感じられるあたたかい会でした。

Monise Laafai

Monise Laafai

北部、南部からの選出者も首都のフナフチに集結し、辞退をほのめかしていた数人の選出者も、辞退を撤回する意思を表明している模様で、15名の議員全員がフナフチに揃ったことになります。今後本格的に首相の選出が行われるわけですが、水面下での動きが活発化してきています。

Left : Taukelina Finikaso, Right : Kamuta Latasi

Left : Taukelina Finikaso, Right : Kamuta Latasi

首相経験もあり、前期では国会議長を務めていたカムタ・ラタシ氏が、8名の議員(カウセア・ナタノ、ファレサ・ピトイ、ウィリー・テラヴィ、イサイア・タエイア・イタレリ、トム・タヌケレ、ロトアラ・メティア、ナモリキ・スアリキ、アピサイ・イエレミア)と共に、24日(金)の早朝からフナフチ環礁内のフナファラ島で密会を開いている模様です。
フナファラ島は携帯電話もインターネットもつながらないので、メインのフォンガファレ島にいる他の6名の議員は彼らとコンタクトを取ることもできません。
カムタ氏を含む9名の議員がフォンガファレ島に戻ってくるのは来週27日(月)になる予定です。

Apisai Ielemia at COP15

Apisai Ielemia at COP15

ツバルは政党政治を行っていません。選出された15名の議員が、7名と8名に分かれ、8名の側から首相が選出されます。今回、カムタ・ラタシが8名の議員の取込に成功しているとすると、このグループから首相が選出される可能性が濃厚となります。カムタ氏とアピサイ氏は以前から気の合う友人同士という関係にあり、前期に引き続きアピサイ・イエレミアの首相続投の可能性も考えられます。しかし、首相選出のプロセスはダークボックスの中にあり、まだまだ、多様な可能性が考えられます。