第4回エコツアー/2005年05月、歓迎会での集合写真
左から、田中さん・宮塚さん・葛西さん・浜本さん・近藤さん・武田さん

------------2005年5月 第4回エコツアーのご報告(02)------------
※過去の報告ページで説明済みの項目は重複して説明していませんので、是非以前の報告もご覧下さい。
※スケジュール表はこちらをご参照下さい。>>

2005/05/06(金) アイランドピクニック

ツバル二日目はフナフチ環礁をボートで一周するアイランドピクニック。最初に、浸食で次に失ってしまうだろうと予想されているバサフア島を訪れ、その後、環礁の南端のフナファーラに上陸。

ここで大きなスコールに見舞われて立ち往生してしまいましたが、昼食をご馳走になり1時過ぎ、再度バサフアに向かいます。満潮時のバサフアは周囲を波で洗われる様子がよく分かって可哀想なほどです。


バサフア島の後、テプカ島の浸食エリアを見学しました。ここの浸食は止まるところを知らないようです。僕は今年毎月この場所を訪れていますが、毎回風景が変わるのを目の当たりにして、被害が進行している現実を感じてしまいます。

すでに乾期に入っているのに一日中降り続いたこの日の雨も違和感がありました。気候変動はツバルでも感じることが出来ます。


この日の晩は歓迎会が開催されました。体育祭の為に1000人も人口が増えてしまっていたフナフチで、いつもと同じような食材が揃うかな?と内心不安だったのですが、Tuvalu Overview現地事務局代表のパーニさんの親戚一同が頑張ってくれて立派な歓迎会を開催することが出来ました。みんな踊りの輪に加わって楽しいひとときを過ごしました。


2005/05/07(土) 

フナフチ3日目は車をレンタルして島内の案内をする予定だったのですが、約束の9時に車が来ない!今まで順調に進んできたのに...ツバル人の実力発揮....参加された皆さんが理解のある方々だったので良かったのですが・・・困ったモノです。後日車の持ち主に会って「なんで来なかったの?」って聞いてみたら「いや、ただ忘れていただけだよ、沢山の子ども達を運ばないといけなくて...大変だったんだよ」だそうです。こういうときツバル人は謝ることをしません。詳しくは聞いたことがないのですが「忘れた」ことはそんなに悪いことでは無いのかもしれないですね....この国で日本人が仕事をするのは本当に困難なことです。

あちこちに電話をして12時頃に車を用意出来ることになったので、それまで環礁の出来方講座などをして時間を潰して車を待ちます。逆にのんびりしたひとときが持てて良かったかもしれません。

写真は昼食後に島の北端のコーズウエイでの一コマです。ここにくるとこの島の狭さや低さを強く実感させられます。津波などが来たらひとたまりもない島なのです。

大変だったのはこの後です!参加者の宮塚さんが脱水症状でダウンしてしまったのです。急遽病院に行って点滴を受け一晩入院して事なきを得ましたが、一時はどうなることかと本当に心配しました。彼女はこの日の早朝からおなかの調子が悪くなり、下痢と嘔吐をしていたそうなのですが、その後、胃腸が弱ってしまったようで、吸収力が極端に悪くなってしまっていたようです。

2003年にJICAの100%援助でオープンした病院があって本当に良かったです。Thanks Mr.JICA !!。しかし、お医者さんが充分にいるわけではないので、健康管理には気をつけなければなりません。

彼女のおなかの調子が悪くなった直接の原因は不明ですが、おなかを壊さなくても南の島では気がつかないうちに水分が失われていきます。意識して水を飲んでおかないとつらいことになります。これから南の島に行かれる方も充分に気をつけてください。


他の参加者の方々も心配されて病院で経過を見守ってくださっていたのですが、途中から病状も安定してきたので、マニアパに移動してハンディークラフトのワークショップに参加しました。

ちなみにこの日の夕日はとても綺麗でした。

晩ご飯はパーニさんのご自宅でのローカルディナー。新鮮な刺身やブレッドフルーツ、タロイモ料理などが並びました。


2005/05/08(日) 

今回のツアーも色々ありましたが、あっと言う間に帰国の日を迎えることになります。写真は飛行場での一コマ。見送りに来てくれたパーニさんの奥さんシリオチさんを中心に記念撮影。

飛行機は珍しく定刻通りに到着。一行はスバに向けて出発しました。主宰の遠藤はNGOの土地探しの為にこの後3日ほどフナフチに滞在してから帰国しました。


一応飛行機が来ているときは、柵の外にいないと行けないので遠くから撮影した写真です。なんだか置いて行かれるような寂しい気分になります。

本当はみなさんと一緒にナンディーで楽しい夜をご一緒したかったのですが・・・

翌日、ナンディー発の成田行きの飛行機で帰路についた一行ですが、後日フィジーの旅行会社の方から聞いた話では、途中燃料切れでグアムに緊急着陸!3時間遅れの到着だったそうです。

南の島の旅は本当に最後まで気を抜けないですね...それでも全員無事帰国と言うことで、お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。


【参加者のご紹介】
葛西 満里子さん 大分県地球温暖化防止活動推進センターななぐらす 理事長

浜本 奈鼓 さん NPO法人 くすの木自然館 専務理事 

近藤 寿美 さん

(株)HAIMACS


武田 史人 さん JFEエンジニアリング株式会社

田中 洋 さん シスコシステムズ(株)

宮塚 亜希子さん 立命館大学国際関係学部 国際協力開発コース