1998年から南太平洋に浮かぶ島国ツバルに軸を置いた活動を行っています。最新ニュースの提供、気候変動防止を主題とした講演会への講師派遣・写真展へのパネル貸し出しを行う他、鹿児島の体験施設「山のツバル」では、スマートな低炭素暮らしの実験に挑戦しています。

気候変動ニュース

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バイツプ環礁を襲った高波の様子

ツバルはカテゴリー5にまで成長したサイクロンPAMによる高潮の被害のため、全土に非常事態宣言を発令しました。被害は主に北部から中部の離島に集中しており、椰子の木や、家、集会場などが高波によって流されている他、雨水タンクや食料などにも被害が出ているようです。写真はバイツプ環礁の被害の様子。

State of emergency in Tuvalu by Radio New Zealand

フィジーにあるツバル高等弁務官事務所が2015年3月13日に各国に宛てた非常事態宣言と緊急支援要請では、特に離島部に向けて飛行機からの投下による、水、食料、薬、テントなどの緊急支援物質の支援を求めています。

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バイツプ環礁の様子

首都のフナフチ環礁の被害は離島に比べると大きくなく、通信機能も維持していますが、離島部では発電所や電話局などの機能も停止している状態にあると考えられます。

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発電機が被害を受け、ソーラー電灯のみ、ヌクラエラエ。by Lenny Lusama.

ハリケーンによる過去の被害としては、1972年のハリケーンBebeによるものが最悪の記録となっていますが、今回はその被害を上回る規模になっていると現地スタッフから連絡が届いています。一刻も早いスムーズな支援が行われることを願って止みません。復旧までにも多くの時間がかかることが予想されます。

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ナヌメア、倒壊した家屋 from Lili Lafita Tavita Foa’i

下記にツバル外務省発の支援要請書を添付します。

当団体では、募金の受け入れ窓口を準備しています。振込先や現地の受け入れ先など準備でき次第、このページでお知らせいたします。沢山の方々のご支援をお願い申し上げます。

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