1998年から南太平洋に浮かぶ島国ツバルに軸を置いた活動を行っています。最新ニュースの提供、気候変動防止を主題とした講演会への講師派遣・写真展へのパネル貸し出しを行う他、鹿児島の体験施設「山のツバル」では、スマートな低炭素暮らしの実験に挑戦しています。

気候変動ニュース

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今年の3月にツバルで猛威を振るったサイクロン・PAM。その直後からツバルオーバービューは災害復旧、特に小学校へのサポートを目的とした募金を行ってきました。この度、ようやくツバルレッドクロスに手渡しすることができましたのでご報告します。

目録の合計に現金などで頂いた分を加算し、オーストラリアドルでレッドクロスの銀行口座に転送しました。現地での総額はAUD22.900-となりました。

写真左はツバルレッドクロス代表のオリオリンガ氏。下記のインタビューの中でも説明してくれていますが、離島で2階建ての建物は小学校だけなので、今後は、小学校を避難センターのような形で整備していくプロジェクトを進めています。今回の募金は、小学生の教育補助と、小学校の避難センター化の両方で活用させていただきたい。ということでした。

次のハリケーンなどに備えて、天水利用の為の雨樋の修理、雨水タンクの整備、水がないときにも活用できるバイオトイレ、そして食料の備蓄。などの具体策を進めていくそうです。下の写真はヌイ環礁にある小学校の写真です。

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オリオリンガ氏は今回の募金に本当に感謝していて、ツバルの人々のために大切に活用させていただきますとのことでした。今回協力してくださった皆さん、そして、ヤフージャパンの関係者のみなさん、本当にありがとうございました。ツバルオーバービューはこのような活動を通して、ツバルを守り世界へ発信していく事業を継続していきます。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

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※今回、募金の受け渡しを行う為の渡航は、ツバルでのマングローブ植林事業をサポートしてくださっている、コスモ石油エコカード基金からの支援費によって賄われています。また、当団体では、お預かりした募金からいかなる経費も使用しておりません。