天津会議始まる。
2010/10/06
10月4日から中国北方最大の港町天津で、11月29日からメキシコのカンクンで開催されるCOP16に向けた準備会合が始まりました。
中国5大都市のひとつである天津。現在、建設中の大きなビルがたくさん立ち並び、大気汚染で道路の反対側の建物が見えません。街を歩くだけで、中国経済の著しい成長を感じます。会場となっている梅江国際会議場も、今年できたばかりで、非常に広く、建物の端にあるセキュリティーチェックを受ける場所から入り口まで、日本のゴルフ場で見るような電気自動車で人を運ぶサービスがあるくらいです。
世界第一位の二酸化炭素排出国になった中国で初めて開催される国連の地球温暖化の会議。1週間という短い期間ですが、初日の午後から各論点の小さな交渉会議に分かれ、カンクンでの部分合意に向け、交渉が続けられています。
<写真:©IISD>(執筆:川阪京子)