1998年から南太平洋に浮かぶ島国ツバルに軸を置いた活動を行っています。最新ニュースの提供、気候変動防止を主題とした講演会への講師派遣・写真展へのパネル貸し出しを行う他、鹿児島の体験施設「山のツバル」では、スマートな低炭素暮らしの実験に挑戦しています。

What's New


長年の地道な活動の甲斐があって…と書き出すとかっこが良いのですが、実はひょんな事からテレビ番組に出演させて頂きました。以前に一度ツバルの写真を使用してくださった制作会社さんから、TBSの夢の扉で僕の活動を取り上げたいのですが、いかがでしょうか?という連絡をいただいたのは、今年の1月のことでした。その前年、2004年も年末にかけて講演会などがあり忙しく過ごしていたので、2005年は少しのんびり出来るかな?なんて思っていた正月明けの電話だったので、ビックリしたことも手伝って「そんな無謀なことをしていいんですかっ?」と電話で返答したことを覚えています。(笑)

その半年前に制作会社のプロデューサーの方が僕の写真集を購入して、ずっと気にしてくださっていたとのことで、TBSから「夢の扉」制作の打診が来たときに、まっさきに僕のツバルでの活動を企画書にして提案してくださったと言うことだったのです。とても嬉しいご縁だな~と思います。

撮影は2月のエコツアーと前後して始まりました。事務所や小学校の講演会での撮影を皮切りに、2月5日~15日のスケジュールで現地入りしロケハンを兼ねての撮影、戻ってすぐに議定書前夜祭、その後、鹿児島での講演会のために1週間近く九州に滞在。明けて3月、5日から本撮りの為に再度ツバル入り、その間に本業のホームページ制作も進めなければならないし、と今思い出してもハードスケジュールの中での撮影でした。

3月の撮影ではフィジーからツバルへの飛行機がエンジントラブルの為に、2日間もツバル入りが遅れてしまって、到着と同時にすぐにハードな撮影スケジュールに突入!食事もろくに食べられずにカメラを回していたカメラマンがまずダウン….ほぼ同時にプロデューサーが熱中症でダウン….アクシデント満載のロケでした。

いつもはコーディネーターとして制作中のアクシデントの火消しに追われる僕ですが、今回は僕が主役!?だったことと、強力な助っ人:門田奈津代さんが現地にいたので、次々と襲いくるアクシデントを、少し離れて見ていられたのでとても助かりました。ちなみに門田さんは昨年からツバル入りして3ヶ月バイツプ島に滞在、その期間でツバル語の日常会話をマスターしてしまったというすごい女性です。(詳しくは彼女のHPをご覧ください)お陰様で、2月から3月にかけて、Tuvalu Overviewとして受けたコーディネートの仕事は、東海テレビ、中京テレビ、TBS、テレビ東京と4本もありましたが、すべて丸く収まって大成功でした。門田さんは現在ナヌマンガ島に行っています。7月には日本に一時帰国し、バイツプ・ナヌマンガ島での体験記を制作後、ツバルに戻る予定です。今後NGO本部での活躍が期待されています。

そんなこんなで撮影終了し帰国してみると、ナレーターの宮沢さんのスケジュールの都合で番組の放映スケジュールが1週間繰り上がってしまって….制作サイドは1週間ほど家に帰ることも出来なかったそうです….テレビの制作って本当に大変ですね。見えないところで多大な労力が注ぎ込まれて番組として世の中に出ていくのだな~と改めて実感しました。制作会社のサクセスプロデュースの皆さんにはお礼と感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
夢の扉

『夢の扉~NEXT DOOR~』(TBS・全国ネット)
主宰者・遠藤のツバルでの活動が取り上げられます。
【日時】2005年4月10日(日)17日(日)18:30~19:00
【題名】海に沈む島国を救え!温暖化と闘う日本人の物語
【局名】TBS(6ch) 系列 全国放送
4月2日から16日まで別番組のコーディネート業務で現地にいたので1回目の放送を見ることが出来なかったのですが、次の日から続々と寄せられたメールでの感想や掲示板での書き込みを見るにつれ、良い番組が出来たんだろうな~と想像することができました。メールや掲示板への書き込みをしてくださった皆さん本当にありがとうございました。本当に貴重で嬉しいコメントを沢山いただきました、次ページに僕の感想なども含めて掲載させて頂きましたので、興味のある方は是非ご一読ください。

【 コメント一覧 >>】