サイクロン・ウラからの復旧
2016/02/24
昨年末大晦日から新年にかけてツバルの首都のフナフチではサイクロン・ウラからの強風被害を受けました。木々や家の倒壊、など大きな被害がありましたが、少しずつ普及しています。
強風と高波で打ち上げられてしまった漁船。
団体事務所の前には手頃なサイズのマニアパ(草葺きの小屋)がありましたが、強風で倒壊してしまって残骸だけが残っています。
2月初頭になってようやく政府の支援物資が各家庭に配給されました。お米、ビスケット、魚の缶詰、コンビーフといった食品です。 離島部でも同じものが各家庭に配給されています。強風による倒木や高波による海水の混入などで、食糧不足になっていた離島部の人には大きな助けになったようです。反面、現金で食べ物を買う生活が定着しつつある首都では、人々はお金がセーブできる!と喜んでいるようです。
つい数日前にはフィジーを大型のサイクロンが襲いました。その影響はツバルにも及びました。雨期はまだしばらく続きます。今年はサイクロンが来ないことを祈るばかりです。