1998年から南太平洋に浮かぶ島国ツバルに軸を置いた活動を行っています。最新ニュースの提供、気候変動防止を主題とした講演会への講師派遣・写真展へのパネル貸し出しを行う他、鹿児島の体験施設「山のツバル」では、スマートな低炭素暮らしの実験に挑戦しています。

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ロイター、他メディアの報道によると、ツバル国外務大臣のサイモン・コフェ氏(Hon. Simon Kofe)が2022年10月に発表されるノーベル平和賞の候補者にノルウェーの国会議員によって指名されました。

国会議員であればノーベル平和賞の指名をすることができるとのことですが、指名された人の情報は通常機密事項として扱われます。指名した議員によって公表する人もいるようです。

今回はノルウェーの国会議員が情報を公開し、公になったことがロイターの記事から読み取れます。

サイモン外相は、ノルウェーの自由の党のグリ・メルビー党首が指名したようです。その理由として気候変動問題を浮き彫りにした功績によるもの、とされています。2つ前の記事で取り上げた、COP26期間中に膝まで海に使って発表した声明が評価されたようです。

この件に対してサイモン外相は『今回のノミネートは、ツバルと太平洋地域が、気候変動の影響と闘い、我々の人々と文化を今から未来にかけて確実に守るための強力かつ革新的な行動に向けて、積極的に取り組んでいることを世界が認めていることを示唆しています。』とコメントしています。

この他の自然、環境関連のノミネート者は

ノルウェー緑の党の指名として以下の3人がノミネートされています。

デービッド・アッテンボロー(David Attenborough)(IPBES[生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム]と共同指名)

ベラルーシの反体制者スヴャトラナ・チカヌスカヤ(Sviatlana Tsikhanouskaya)

グレタ・トゥンバーグ(Greta Thunberg)

しかし、驚くことに、もっとも受賞に近いノミネート者は、コロナウイルスのパンデミック対策に取り組む国際機関であるWHOだとしています。

2年にも及ぶパンデミックはWHOが作り出したと言っても過言ではないと思いますが、その張本人が賞を受賞してしまっては説明がつかないと思いますが、、、

戦争を始めて、その終結に努力したので平和賞受賞!みたいな・・・

ノミネート者にツバルの名前が上がるのは嬉しいことですが、少し前からノーベル平和賞って、、、というイメージがあることも否定できません。

結果は10月に発表されます。

原文は以下リンクをご参照ください。

https://www.reuters.com/world/attenborough-who-tsikhanouskaya-among-nominees-nobel-peace-prize-2022-02-01/