1998年から南太平洋に浮かぶ島国ツバルに軸を置いた活動を行っています。最新ニュースの提供、気候変動防止を主題とした講演会への講師派遣・写真展へのパネル貸し出しを行う他、鹿児島の体験施設「山のツバル」では、スマートな低炭素暮らしの実験に挑戦しています。

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2024年1月26日に実施された総選挙から1ヶ月が過ぎてようやく新政権発足となりました。首相経験のあるエネレ・ソポアガ氏が有効な支持票を集められないことが判明したこともあって、ツバルの歴史の中では始めて議員投票無しで全会一致で首相が選ばれたということです。

新首相のフェレチ・テオ(Hon. Feleti P Teo)氏はニュータオ出身、弁護士でありツバル国の司法長官・PIF事務次長・西中央太平洋漁業委員会の委員長などの前歴があり、首相として充分なバックグラウンドがあるとともに、ツバル国内でももっとも親切な国!と称されるニュータオ出身であることも期待できます。また、副首相にヌクフェタウ出身のパナパシ・ネレソネ氏が就任している点も盤石な体制と言えます。

選挙の争点となったファレピリ条約(Australia-Tuvalu Falepili Union treaty)の締結を影で支えていたフェレチ氏が首相に就任したということは、ツバル政府はオーストラリアへの移住策を前向きに検討していくということになるのでしょう。この条約に反対していたエネレ氏が支持を集められなかったということが、そのことを物語っています。

同条約にはツバルにとっては安全保障上の懸念が残されているので、気候変動対策と合わせて新政権が抱える課題は山積しています。

新政権議員一覧(カッコ内は出身島)

1. フェレチ・テオ首相(ニュータオ) Hon. Feleti P Teo as the Prime Minister
2. パナパシ・ネレソネ副首相兼財務・経済開発大臣(ヌクフェタウ) Hon. Panapasi Nelesone as the Deputy Prime Minister and Minister of Finance and Economic Development
3. ポールソン・パナパ外務・労働・通商大臣(バイツプ) Hon. Paulson Panapa as Minister of Foreign Affairs, Labor and Trade
4. ハモア・ホロナ教育・人材開発大臣(ナヌマンガ) Hon. Hamoa Holona as Minister of Education and Human Resource Development
5. トゥアファファ・ラタシ厚生大臣(フナフチ) Hon. Tuafafa Latasi as Minister of Health and Social Welfare
6. サアガ・テアファ天然資源大臣(ニウタオ) Hon. Saaga Talu Teafa as Minister of Natural Resources
7. マイナ・タリア内務・気候変動・環境大臣(バイツプ) Hon. Dr. Maina Vakafua Talia as Minister of Home Affairs, Climate Change and Environment
8. サイモン・コフェ 運輸・エネルギー・通信・イノベーション大臣(フナフチ) Hon. Simon Kofe as Minister of Transport, Energy, Communication and Innovation
9. アンペロサ・テフル建設大臣(ナヌメア) Hon. Ampelosa Tehulu as 公共事業・インフラ開発・水資源大臣
10. イヤコバ・イタレリ国会議長(ヌイ) Hon. Sir Iakoba Taeia Italeli as Speaker to Parliament
役職外の議員
1. エネレ・ソポアガ氏(ヌクフェタウ) Hon. Enele Sosene Sopoaga
2. ナモリキ・ネーミア氏(ヌクラエラエ) Hon. Namoliki Sualiki Neemia
3. モニセ・ラーファイ氏(ナヌマンガ) Hon. Monise Laafai
4. セベ・パエニュウ氏(ヌクラエラエ) Hon. Seve Paeniu
5. タイミ・メレイ氏(ナヌメア) Hon. Timi Melei
6. マッケンジー・キリトメ氏(ヌイ) Hon. McKenzie Kiritome