1998年から南太平洋に浮かぶ島国ツバルに軸を置いた活動を行っています。最新ニュースの提供、気候変動防止を主題とした講演会への講師派遣・写真展へのパネル貸し出しを行う他、鹿児島の体験施設「山のツバル」では、スマートな低炭素暮らしの実験に挑戦しています。

現地事務所通信

現地からの報告によると、ツバル国全域、特に首都のフナフチ環礁とヌクラエラエ環礁で深刻な水不足が続いています。新鮮で充分な真水のシャワーを浴びることができないため、特に乳幼児の皮膚炎が悪化するなどの被害が出てきています。

通常販売されている、JICA経由で支援された日本製の海水から真水を造る造水機からの水は、現在販売を休止して、急遽設営された給水所に配給され、人々に無料で配られている。配給量は1日で一家族1バケツのみ、大家族のツバル人の家では、料理用にも足りない量。

ガーディアン誌によると、NZから軍隊が緊急で水の搬送を始めたというニュースもありますが、現在、現地事務所で情報を確認しているところです。追って、正確な情報をお伝えします。

BBCでも記事になっています。

Tuvalu declares emergency over water shortage