1998年から南太平洋に浮かぶ島国ツバルに軸を置いた活動を行っています。最新ニュースの提供、気候変動防止を主題とした講演会への講師派遣・写真展へのパネル貸し出しを行う他、鹿児島の体験施設「山のツバル」では、スマートな低炭素暮らしの実験に挑戦しています。

事業・活動紹介

  • 実施中の事業
  • 終了した事業
  • 計画中

計画中

今後展開予定の事業のご紹介です。

バイツプ環礁コーズウェイプロジェクト

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首都フナフチから60km程度の距離にあるバイツプ環礁では、2000年以降、大潮の高潮による浸水被害が深刻化してきています。国内で唯一の公立のセカンダリースクールもあり、浸水による被害は深刻です。当団体では、現地の資材と労働力を主なリソースとして実施できる対策案を発案し、島の長老会に提案しています。長老会でもこの案の実行を希望してしますが、コンクリートなどの資材購入費約500万円が不足しており、着工に至っていません。現在、資金確保の道を模索しています。

詳細はPDFによる提案書をご参照ください。

フナファーラエコアイランドプロジェクト

フナファーラ完成予想図4.62km

2000年以降、地球温暖化による海面上昇の被害、特に海岸侵食がいたるところで顕在化しているツバル国では、その被害への充分な適応策ができていません。小さな環礁には建設資材もなく、機器と工事資材を輸入する資金もありません。しかし、気候変動がストップする気配もなく、数十年後には人が住めない島になると言われています。対策として他国への移住も検討されていますが、ツバルの人々の自給自足の暮らしと文化は、南太平洋の自然に深く根ざしたもので、他所へ移住することはアイデンティティの喪失であるとする論調もあります。当団体が提案している「フナファーラエコアイランドプロジェクト」は、ツバルの人々が他国へ避難せず、今の島で今後も安心して生活できる基盤整備事業です。

現在、プロジェクトの推進の許認可を現地政府が検討しています。

詳細はPDFによる提案書をご参照ください。